ステータスが高いカードブランドは「ダイナース」と「アメックス」です。

（ダイナースとアメックスの担当者の名刺です）

以下、担当者から直接聞いた話です。

＊ステータスカードとは
高所得者や富裕層向けに発行されてきたカードです。
現在ではより手軽に持てながらもそのステータスは維持されています。

＊ステータスの由縁
1.利用限度額の設定に融通が利きやすい
2.専用コンシェルジュの設置
3.特典サービスの質が高い

という点です。

＊ダイナースとアメックスの違い
・ダイナース→「食事」「ショッピング」関連が特に充実しています。
（語源はダイナー：dinner）

・アメックス→「旅行」「移動」関連が特に充実しています。
（運送業者として開業）

共にJCBと提携していますので国内利用も便利なカードです。
（JCBの提携店舗のほとんどで利用できます）

＊ダイナース
日本で最初のクレジットカード（公式サイトの情報）です。
1950年にアメリカ合衆国のニューヨーク市で設立され、
ヨーロッパ・イギリスで世界初の国際ブランドとされています。

語源は「ダイナー」（食事）です。

「創業者が食事に出かけた時、財布を忘れて支払いが出来なかった。
　支払い能力があるのに恥ずかしい体験をした。
　彼は、友人の弁護士とともに、
　現金を持たなくても支払いが出来る制度を考え出した」

という体験が創業の動機です。
ですので「食事」関連の優待サービスが特に充実しています。

＊エグゼクティブ ダイニング
1名分の食事代が無料になります。
（対象レストランの所定コース料理を会員を含む2名以上利用）

＊サインレス・スタイル
専用デスクから予約すると当日はカードの提示もサインも不要です。

＊料亭プラン
予約が難しい高級料亭の予約代行をしてくれます。

＊おもてなしプラン
会員限定の特別サービスで出迎えてくれます。

食事特典の一例としては「すきやばし次郎の会食招待」があります。

＊すきやばし次郎とは

ミシュラン東京版発行以来、三ッ星に輝き続けている銀座の高級寿司店です。
「最も予約が困難」と言われているお店のひとつです。
（店内はカウンター席が10席ほど）

長年銀座の老舗と関係を深めてきたダイナースだからこそできる、
特別な会食会に招待してもらえます。

単なる会食会ではなく料理専門家の山本益博氏が同席し、
日本の食文化やすしネタを解説してくれます。

＊山本益博氏
料理評論家です。
料理人の料理への技巧を「仕事」と表現した先駆者であり、
フランス政府より農事功労勲章シュヴァリエを授与されています。

長年銀座の老舗と関係を深めてきた結果として、
銀座に特化した限定サービスを受けられる「銀座ダイナースクラブカード」もあります。

ダイナースには一般カードとプレミアムカードの2種類がありますが、
一般カードは他ブランドのプラチナカードに相当します。

＊プラチナカードとは
ゴールドよりワンランク上のカードです。

プレミアムは他ブランドのブラックカードに相当しますが、
こちらは招待制でインビテーション（招待状）が必要なので、
webからは申し込むことができません。

（ダイナースプレミアムのインビテーションです）

一般的にプラチナ以上のカードはインビテーションが必要ですので、
webから申し込めるカードは限られています。

プラチナカードを持っている人は全体の1.4％ですので、
（ゆかしメディアの調査データより）

webから申し込めていきなりプラチナクラスのカードを手にできる
という点でダイナースに魅力を感じています。

マイルを貯めたい方は「ANAカード」もあります。

＊アメックス
世界140カ国に2,200のトラベル・サービスオフィスを展開し、
全世界のカード会員数7800万人以上の国際ブランドです。

荷馬車により貨物を運ぶ宅配便業者として事業を開始したため、
現在も「旅行」関連の特典が充実しています。

（アメックスプラチナのインビテーションです）

プラチナカードとセンチュリオン（ブラック）は、
インビテーション（招待状）が必要ですが、
それ以外の券種はwebから申し込むことができます。

またゴールドカードも通常カードと審査基準は同じですので、
より質の高い特典やステータスが欲しい方におすすめだと思います。

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